シロクマのゲーム懐古ブログ、β

シロクマ(熊代亨)のゲーム回顧録

デススマイルズIIいこかもどろか

 横シューはもともと専門外ということもあって、デススマイルズIIは当初様子見の予定だった。エキストラステージ付きのクリアが可能ならそれで終了という目標設定のもと、全キャラでライフ5の状態で5面ボスまで到達できるような状態だけ準備してバージョンアップを待とうと思っていたんだけど…。
 
 なんか、性分に合っているような気がするぞ!?(ver.3)
 
 機動力を駆使した回避、張り付き上等のシステム、短めのプレイ時間。いずれもありがたい。稼ぎのシステムも基本は割と単純で、その単純なシステムでどこまでスコアを絞りきれるかが問われるような仕組みにみえる。敵弾が多く飛び交っている最中にスコア源の誘導弾を惹き付けながら移動するのは非常に脳汁が出る。弾を撃ってくる敵に接近してリング稼ぎをする場合にしても、自分のような技術水準のプレイヤーでもどうにかなるようなレベルで、パターンを洗練させれば安全性は高くなりそうでもある。楽しそうだ。
 
・ウィンディア
 ショット時とレーザー時の移動速度がそれほど大きく違わず、レーザー時の使い魔攻撃の使い勝手が良好。逃げ腰になってしまった状況では生存率が高い。敵の位置を把握していない時にも結構頑張って戦える。けれどもロックオン攻撃の際の移動力と攻撃半径が物足りないために、稼ぐ時にはちょっと怖い。ロックオンの中心が自機というのは安定感があるけれども、誘導弾に追いつかれる。大火力でボスを攻撃できないのも辛くて、長時間真面目に戦わなければならない。
 
・スーピィ
 使い魔の攻撃力が凄いことになっていて、ボスに対して大打撃を与えやすい。しかもショット時の攻撃範囲が広いのもありがたい。ただし使い魔の攻撃の間にタイムラグが生じやすいのが泣き所ではある。そんなに使い勝手の悪いキャラクターではないけれども、どうも苦手意識が。幼女すぎるからか??
 
・キャスパー
 ショット時とレーザー時の移動速度の差が非常に大きく、速度のギアチェンジの際に事故死しやすい。レーザー時の使い魔の攻撃が貧弱で、しかもレーザー時に使い魔がウロウロするタイプなので慣れていないと困ったことになりやすい。けれどもいったんそれらの特性に慣れてしまえば、接近時のレーザー大火力、レーザー時の使い魔の使い勝手、ロックオン時の移動速度と攻撃半径など、良いことずくめ。5面ボスとの戦闘も張り付きを駆使すればかなり良い感じだし、撃ち返し弾を使い魔で打ち消しながら張り付き攻撃もやりやすい。
 
 シューティングゲームの世界では、移動速度が大きくなおかつ大火力を提供できるキャラクターは法外な強さを誇ることが多く、キャスパーは間違いなくこのタイプ。速度にさえ慣れてしまえば他のキャラクターの追随を許さないだろう。当分、これで遊んでみよう。