シロクマのゲーム懐古ブログ、β

シロクマ(熊代亨)のゲーム回顧録

怒首領蜂大復活タイプAストロングスタイル

 
 タイプCのボムスタイルの記事があらかた書き終わり、安定性もかなり向上したので、怒首領蜂大復活もそろそろ卒業に近い。ただ、ちょっと幾つかやってみたい事もあったので、先日、タイプAのストロングスタイルを遊んでみた。
 
 ショット:非常に強い。体感的な強さは、怒首領蜂のタイプAショット強化ぐらい。レーザーと殆ど遜色のない攻撃力にして、かなり広い攻撃範囲と、かなりの機動力。画面下方に降りてくるとタイプAの攻撃幅の狭さがネックになるが、画面真ん中より上側では、機動性と攻撃力のコンビネーションが猛威を振るう。ハイパー使用時は、攻撃範囲が狭い代わりに正面の弾消し火力が尋常ではなくなるので、1-3中ボスや2-2ボス第一形態などではかなり有利。
 
 レーザー:これも頼もしい。タイプCボムスタなどと比べれば、幅の広さがかなり違うため、これじゃ当たらないと思うような攻撃でも当たる。ショットに比べれば幅が狭いが、攻撃力は高いしコンボも繋がるし、移動速度も我慢出来る水準。このレーザーのお陰で、思ったよりはコンボが繋がって何とかエクステンドが可能。また、太レーザーに対抗出来るというのも所々で頼もしくなる。
 
 オーラ撃ち:タイプBのストロングスタイルほどではないにせよ、かなり強い。ボスとの戦闘時間をそれなりに短縮でき、幾つかの厄介な攻撃を飛ばすことが出来る。非常に強力だ。
 
 正面火力の強さと機動力を生かした、アグレッシブで大胆なプレイが楽しめる。ボムスタイルのタイプAに比べると、ショット/レーザーの正面火力がひとまわり強いので、タイプA一筋ではない人でも、高機動なスタイルを堪能できる機体なんだとは思う。
 



 【各面の比較(タイプCボムスタイルと比べて)】
 
 1-1~1-2;大勢に影響は無いけれども、コンボ数はちょっと控えめ。それでもスコアはあまり変わらない。ショットの範囲が狭いことを意識しながら動けばそれなりに繋がる。
 
 1-3:テレポート空中砲台地帯は、第三波では画面の前のほうにも出ながら機動戦をしかけたほうが楽かもしれない。下方スクロールのザコラッシュについては、油断しなければそれほど慌てずに済む。1-3中ボスは、ハイパーショットの正面火力の強大さが遺憾なく発揮されてむしろ楽になっている。
 
 1-4:中ボス前の4面固有のザコラッシュ地帯がちょっと恐い。タイプCのショットの横幅には頼れないので、レーザーの突破力やショットの機動力で戦う羽目になる。1-4中ボスは火力が大きすぎてコンボが繋がりにくくなりかねないので、オーラ撃ち無しで戦うと丁度良い感じになる。中ボス後の4面固有の空中ザコ地帯が最大の難関。
 
 1-5:序盤は意外とラク。画面左右のレーザー砲台が少し早く壊れてくれる。中ボス後の空中ザコ地帯は、画面中段~上段を中心に機動戦闘。縦の動きを大事にすればそれほど恐くはない。ビット地帯は概ね同じパターンで越せるが、ザコ戦車やザコ戦闘機の撃ち漏らしが発生しやすく、あらぬ方向から弾を撃たれてミスしやすい。
 
 2-1:序盤の地上砲台や空中砲台地帯も、中型戦車も、機動力と火力でゆさぶっていけるのでむしろラク。2-1中ボスをボム無しハイパー無しで倒せるのはかなり大きい。ボス戦も、厄介な強レーザーを気にしなくて良いのでプレッシャーが少ない。
 
 2-2:空中中型機のシーンは、周りのザコの掃滅に苦労する代わりに、空中中型機そのものは早く壊れてくれるので大体同じぐらい。全般に道中の難易度やパターンはそうかわらない。ボスは明らかにラクになっている。オーラ撃ちの火力とハイパーショットの火力で、第一形態は、ボム一発とハイパー一発でなんとかなる。第二形態も、ハイパーランク次第ではハイパーで弾幕に対抗し、適当なところでボム、で、どうにかなってしまう所が恐ろしい。
 
 2-3:テレポート空中砲台地帯は、機動力を駆使すればタイプCボムスタよりは避けやすいかもしれないが、無理はしたくないところ。それよりも、空中ザコの処理がそろそろ危なくなりはじめ、下方スクロール地帯ではかなり押される。ぎりぎり、空中中型機の出現まで粘れるかもしれないが、正直ラクではない。エクステンドアイテムの前後のシーンは、機動力と正面火力でむしろラク。2-3ボス本体との戦いも、火力がある分だけ有利。
 
 2-4:意外と難易度は変わらない。難しい場所ではやはり難しく、そうでない所ではショット幅を火力がカバーしてくれる。油断さえしなければどうにかなりやすい。2-4ボスも、もちろん有利に戦える。ただし、この辺りからザコヘリからの赤弾が非常に危険になってくるので、出来るだけ先手を撃って攻撃する必要がある。
 
 2-5:ザコがワーッと押し寄せてくる場面では厳しい。さすがに2-5の道中だけはタイプCに比べてかなり押される。中ボスを倒した後のザコラッシュなどは、ボムを二発ぐらい使わないとどうにもならないかもしれない。また、ビット地帯のザコ対策という面でもちょっと心許ないところがある。その代わり、ハイパーショットの正面火力の信頼性や、レーザーの火力は、中ボス戦や地上大型戦車の始末、序盤のレーザー砲台の撃破(またはハイパーゲージ稼ぎ)にかなり役だってくれる。しんどいはしんどいが、めちゃくちゃというほどでもない。
 
 大佐蜂:火力のありがたさと機動力のお陰で有利。
 
 
 ストロングスタイルだけあって、やっぱり強い機体だ。きちんと遊んでいれば、ボムスタイルのタイプAもどうにかなりそうな気がしてくるが、そこまでの甲斐性はないので深入りは避けておこうと思った。