シロクマのゲーム懐古ブログ、β

シロクマ(熊代亨)のゲーム回顧録

デススマイルズII、最終面、こんな感じ

 
 デススマイルズII最終面。ある程度の攻略指針や気をつける点はあるものの、厳格なパターンには至らなかった。最終面は、かなり早い段階から3.5億を超えるスコアを記録し、4億を出すことも難しくなかった。けれども、不安定要素が拭えず、このあたりに如実に自分の長所・短所が反映されているような印象を受けた。
 
 ・序盤は、画面右上に張り付き→ポーンの出現にあわせて画面右下へ。使い魔ブーメラン弾からの青リング、張り付きによる赤リングに加えて、使い魔をグリグリと前方でスライドさせることによって撃ち返し弾をもゲージ回しに使うことで、最初のルークが出てくるまでに10000+1000に到達する。前面ボスでゆっくりした場合でも、この課題を達成することは十分可能。
 
 画面奥から出てくるルーク×3は、パワーアップ時に使い魔を近くに寄せておくと*1大量の誘導弾を吐き出す。しかも場所が固定なので自機を誘導弾に寄り添わせて高得点源化する精度が維持できるので、最初の二匹を各個に高スコア化して、最後の一匹と他のザコからの誘導弾を巻き込んで次のパワーアップへの繋ぎとするような格好で。このシーンに限らず、ルークは出現位置が分かりやすいうえに大量の誘導弾を吐き出してくれるので、ルーク絡みの場所では1回のパワーアップで三度のスコア化が可能な場所・それで高得点化が容易な場所が多い。
 
 ・大型ナイト駒が出てくるシーンは、初回にせよ二回目にせよ、早めに誘導弾をスコア化しないと誘導弾が消されてしまうという現象が発生する。ナイトのシーンでは、張り付き+ブーメラン弾を使った稼ぎに切り替えなければならない。その後のポーンで再パワーアップをする際には、1いったんロックオンを解除してポーンを溜めたり使い魔の位置を調整する 2パワーアップが切れる寸前にブーメラン弾を発射して白リング放出を狙う 3ダメなら画面前方張り付きで赤リング稼ぎ などを駆使して速やかなパワーアップを試みる。
 
 ・大型ナイトのシーンの後、後ろからポーン&ルーク、前からもポーン&ルークが押し寄せるシーンは、大量の得点源があるため欲張りたくなるが、かなりハイリスク。集中力が神モードになっている時以外は、生存重視で誘導弾を欲張りすぎない機動のほうが結果としてスコアを落とさずに済むことになる。ピンチになったらロックオンを解除して、ショットをある程度撃って敵を掃討したほうが無難。
 
 ・ビショップ地帯は積極的にビショップの頭を狙っていかないと後手に回る&ビショップが画面左側にスクロールアウトするまで粘ると弾幕を張られる。結果としてスコアを逃しやすくミスを増やしやすくするので、全力攻撃。使い魔をよせて攻撃すれば、ビショップからの誘導弾もたくさん得られるので一石二鳥。
 
 ・スクロール方向が変わる前の、ポーン大量&ルーク大量地帯は丁寧にスコアゲット。ルークに使い魔をよせながら誘導弾と4方向弾を避けるのはけっこう骨だが、やっただけの見返りはある。ルークの出現地点を覚えて仕掛けることが大切。
 
 ・中ボスのキング&クイーンは、割と適当のままになってしまった。序盤にクイーンに張り付くこと、使い魔からのブーメラン弾を生かすことは割と重要。使い魔をキングに重ねたまま、反時計回りに機動するのも結構よい感じ。
 
 ・中ボス後は、きちんとやれば二回パワーアップできるが、無理しても辛いことになりやすいので一回に留めた。けれども、本当はこのシーンは綺麗にパターン化しておくと次のシーンを正確にスコア化できただろう、とも思う。
 



 ・音楽が変わってからは、パワーアップを使ってバックの大ヘビを誘導弾に変えると大変スコアが上がる。画面右側から出てくる大ヘビも狙いたくなるが、パワーアップのタイミングを間違えると二回目の背景大ヘビを逃すことになる。
 
 ・ボス第一形態は、張り付いてダメージを与え→パワーアップ。パワーアップ後は、直接張り付いてリスクを侵すよりも、使い魔からのブーメラン弾による削り取りのほうが安全。旧パターンではボムをまじえていたが、実際のところボムを撃つメリットはあまり無い。
 
・第二形態は、張り付きとパワーアップ。中央からの扇状弾幕攻撃は、使い魔をうまく盾にしながら画面左側も生かして回避する。ただし、状況によっては、ボム→張り付き→パワーアップ→ロックオン攻撃 のほうが安全で、そこそこ高得点となり得る。
 
 ここまで全てが決まれば11億に迫るが、実際はそこまで繋がったことは無い。ラスボス戦や最終面など、本当はもう少しパターンを煮詰めてみたかっただけに寂しさが残るが、出会いと別れを受け容れないわけにはいかない。まさか、この歳でこんなゲームでスコア稼ぎに興じるとは思わなかったが、いい感じでのめり込むことが出来た。この、間もなく失われる技術のことを、書き残しておこう。

*1:注:重ねるとダメ