シロクマのゲーム懐古ブログ、β

シロクマ(熊代亨)のゲーム回顧録

バトルガレッガ・ミヤモト7面攻略

 
 7面の道中は、全部あわせてボムアイテムが1.2個ぐらい取得可能で、ボムを撃てば10万点以上もらえるシーンが合計三箇所ある。また、ブラックハート2では、40万~60万程度のスコアアップが期待できるので、これらを計算に入れて、ラスボスまでに最後のエクステンドが可能な点数帯であれば、ボムを消費してスコアを稼ぐ意味が出てくる。
 
 例えば、7面突入時に、残1ボム4.2でスコアが850万点の場合、ボム二回をスコアアップに用いればBH2突入時に、残1ボム3.4でスコアが880万ぐらいになり、BH2の第二形態ぐらいにはエクステンドすることが可能。こんな感じで、現在のスコアと残機残ボムとをよくよく勘案して、なるべく戦いやすい状態でBH2戦に挑むのが望ましい。
 
 



 

7面道中

 
 ・最初のエンジン地帯は、両方のエンジンをボムで焼けば10万点入る。確実性の高いシーンなので、ボムを安全確実に10万点に変換したい人にはお勧め。このシーンの砲台は、砲台封じが有効なうえに、画面端にスクロールアウトさせると大人しくなってくれるなど、攻撃を封じた状態で撃破しやすい。こんな所で死ぬと、一気にプレイヤー士気が下がるので、油断しないように。なお、このシーンを長引かせておくと、次のハッチ地帯の時間が延びるので、ここまで勲章を持ち越せた人は、次のシーンで稼いでおくのも良さげ。
 
 ・次のハッチ地帯は、両方のハッチを壊して砲台が出てこなくなったらクリア。このシーンはザコ戦闘機が絡むので、オプションアイテムの補充をしやすい。オプションが少なくなっている人は、このシーンでできれば三つ以上の状態に戻しておきたい(4つがベスト)。メインショットのほうは、第二段階+小アイテム一個か、第三段階+小アイテム一個に調整してBH2を迎えたいので、その前提で取得しておく。古いゲーメストの記事を参考にするなら、この、小アイテム一個の追加で少し攻撃力が上がるらしい。おまじないのような気もするが、一応やっておきたい。
 
 ・続く、中央砲台地帯は、自機狙いのスローな弾で構成されているので、画面右側から左方向にチョンチョン避けをしながら潰していく。しかし、この方法は、画面左側からの切り返しにいくらかの難があるので、切り返す隙が出来たらさっさと切り替えしてしまうとラクかもしれない。丸砲台を全滅させた直後に中央ヘリポートから飛び散る破片は、ボムで焼けば合計10万点強なので、スコアに変換したい人はどうぞ。
 
 ・艦橋シーン。ここで艦橋を壊すとBH戦が始まってしまうが、前座のザコ戦闘機を使ってオプションアイテムを補充することが出来る。巧くやれば2個まで取得可能。ここで、最後の装備を整えよう。なお、艦橋をボムで壊すと10万点入るので、スコアに変換したい人は最後のチャンス。ただし、艦橋のダメージ加減が難しいので、久しぶりにガレッガをプレイする人は避けたほうが無難。
 



 

ブラックハート

 
 
 ミヤモトの場合、オプション攻撃がきわめて強く、機動力が高すぎるため、それを生かす形でBH2戦を組み立てていく。ワイルドスネイルと同じ戦い方をしても、良い戦果は得られにくい。
 
 
 ・前座の子分と戦っている間に、ショットを連射しまくってリミッター解除。子分は真正面で戦うと恐ろしく強いので、画面左端隅から、四番目のオプションフォーメーションでセコセコと攻撃するのが推奨。
 

 ・第一形態は、基本的にそれほど恐くはない*1。二回目の攻撃がやんだ後、ワインダーが来ることさえ忘れていなければok。ワインダーをボス正面で回避しながら撃ちこめば、第二段階に移行することができる。
 
 ・第二形態の、小さい黄弾ばらまきのシーンはBH2と距離を置いて回避に専念。どうせここで撃ち込んだって、たいしてダメージは与えられない。それよりも、画面下方に下りてきて機雷ばら撒きのシーンでしこたま撃ちこんだほうが、安全に大ダメージを与えることができ、しかも機雷を壊せる分、スコアも高くなる。この、機雷ばら撒きの一回目で少しだけ撃ち込みを加減し、BH2の攻撃をもう一回りさせたうえで二回目に死ぬほど撃ち込んでやると、BH2に多くの手傷を負わせた状態で第三形態に突入できる。お勧め。
 
 ・第三形態は、以下の方針で。

  • 1.最初の攻撃は、何が出るか分からない。機雷だけだったら、神様に感謝しよう。黄弾混じりの時は、黄弾の間に積極的に入っていく姿勢で。黄弾に針弾ばらまきが重なると、絶望的。タイミングを見計らってボムを撃とう。これらの動作に際して、BH2と自機との位置関係に気を配っておければ最高だが、久しぶりにプレイする人に、それは酷かもしれない。
  • 2.1ワインダー攻撃は、ミヤモトの機動力では、間に入って避けるのが物凄くしんどい。そこで、狭い隙間の場合には、ボムを撃ってしまうのが得策。ボムを撃った後は、ボスと自機との間合い次第で方針が変わってくる。ボスの位置が画面のかなり上方に位置している場合は、ボスから出来るだけ遠い間合いをとって、ワインダーの二列の弾列と弾列の間に入って、大きく回避する。他の機体には無理でも、ミヤモトの機動力なら割と簡単。しかも、運が良いと、(砲台スクロールアウトのため)ワインダーが二列ではなく一列になってくれることもある。逆に、BH2の真上に回りこむ隙間があるぐらいの場合や、BHの位置どりが極端に画面の左右両側に寄っている場合は、ボムを撃ってワインダー範囲外に離脱し、そこでオプションボタンを四回押して、真横または真上からオプション攻撃を敢行する。

 

  • 2.2とにかく、BH2のワインダーの外に出てしまえば、強力なオプション弾を一方的にあてることが可能になるのだ。このため、全盛期においては、BH2のワインダーを撃ってくる直前の僅かな時間を利用して、BH2の上方に回り込むことが非常に多かった。これを巧く決めるコツは、ワインダー攻撃に切り替わる際の自機の位置取りにあるらしく、ある程度BH2に近い位置でワインダーに攻撃が切り替わった場合、なるべく小回りにBH2の上方に回り込むと、ワインダー攻撃の射程外に出やすい。久しぶりのプレイでも、BH2の隙が大きい時には積極的に狙っていく。あと、「そろそろワインダーに攻撃が切り替わるかな?」という所で我慢をやめてボムをぶっぱなして良いポジションをとる、という見切り戦法もアリだが、二年ぶりぐらいにバトルガレッガをやるという時には、ちょっと心許ない。

 

  • 3.ワインダーの次の攻撃は、機雷か黄色弾かの二択。黄色弾だったら、残念賞。機雷だったら、ボコボコに撃ち込んでやろう。この際は、真正面から撃ち込んでやったほうがやりやすい。なお、このシーンでは、BH2は左右にしか移動しないので、次のワインダー攻撃に際しての位置取りが非常に読みやすい。BH2が画面下方に位置しているなら、BH2の近くでチャンスをうかがって、上方に回りこんでやろう。逆に、BH2が画面の上のほうに位置しているなら、すぐに間合いがとれるように意識しておきたい。

 

  • 4.次のワインダー攻撃は、前述の通り、ミヤモト側が位置取りのイニチアチブを得やすいので、存分に戦う。ただし、このワインダーの直後にBH2を画面右端か左端に誘導しなければならないので、BH2の真裏で戦うのはお勧めしない。このワインダーが終わった後のBH2は、「自機に座標を合わてから、画面下方に移動する」性質を持っているので、その場で座標が合ってしまうと、その場でBH2が下方に動き始めてしまい、後で涙目必至になってしまう。

 

  • 5.なので、二回目のワインダーの後は、画面右端か左端にミヤモトを移動させて、BH2を画面端で下方移動させる。そして、下方移動が確認できたら、撃ち込みもそこそこに、ミヤモト自身は画面の反対側に移動してBH2をスクロールアウトさせる。このシーンでスクロールアウトさせないと、針弾を画面下方でばら撒くという、鬼の所業に遭遇することになるので、この作業はクリアに必須。BH2が画面上方に戻るまでは、BH2を画面から追い出すように努めよう*2

 

  • 6.最後は、またもやランダム弾。運を天に任せて奮闘しよう。

 
 
 最後に、ミヤモトの場合のBH2戦のtipsを幾つか。
 
 ・ワインダーは、外に回りこむか、弾列の間ではない三角地帯で避ける。スクロールアウトも積極的に利用。
 ・機雷はオプション弾で壊しても十分に高得点。あてにしよう。
 ・第二段階を2ループさせて、第三段階の耐久力を出来るだけ少ないものにして臨む。
 ・もし死ぬしかない場合は、画面中央付近で死んで、オプション回収を容易にしよう
 ・やられた後の無敵時間を大切に
 
 ここまで触れなかったが、やられた後の無敵時間は意外と長い。この間にオプションをかき集めたり、ワインダーを抜けてしまったり、大切に使いたいところだ。
 



 

最終ボス、グロウスクイード

 
 ・第一形態の黒針弾は、がんばって避ける。細かい隙間を探すよりも、自分の気に入った隙間に機動力を生かして飛び込むような感じ。
 ・スロー扇弾&高速扇弾の複合攻撃は、スロー扇弾を上移動で回避し、高速扇弾を慎重に回避することで少しラクになる。スローと高速の両方を同時に避けようとすると、ミヤモトの速度ではかわしきれない。極力、スローと高速の両方の扇弾を各個回避するように努めよう。
 
 ・第二形態は、何を引くのかによってかなり変わる。破壊可能弾が絡むなら、ゴリゴリに撃ち込んでしまって勝負を決めてしまうべきだが、小さい黄弾(鳥篭のような弾幕)が絡む攻撃は、切り返しが難しい。ダブル鳥篭や、鳥篭+電撃、などは非常に面倒で、片側まで行ったらボムというのは十分に有り得る選択だ。スプレッド弾は、縦方向に当たり判定が大きい攻撃なので、横方向への回避であれば、意外と当たらない。スプレッド弾の真下で至近距離だと、非常に危ないと憶えておくと良い感じ。
 
 ・第三形態は、特に難しい点は無い。ただし、オプション数が0~1まで減っていると、誘導ミサイルや破壊可能弾に撃ち負けるリスクが高い。気をつけていこう。

*1:唯一、針弾ばら撒き+自機狙い針弾が、若干面倒な程度

*2:稀に、画面左端に誘導した筈のBH2が画面右端からヌッに顔を出すことがあるので、その場合は、再度画面左端に移動してスクロールアウトさせてしまおう